PR

子どもに伝える手洗いの大切な理由|バイ菌から守る習慣づけ方法

日常

「帰ったらまず手洗いしようね!」と毎日声をかけているけど、実際にどれくらい子どもが理解しているのか不安になることはありませんか?
私も、息子が砂場遊びから帰ってきたとき、サッと水で流すだけで済ませようとして「えっ、それじゃ落ちないよ!」と焦ったことがあります。

この記事では、子どもに手洗いの大切さを伝えるために知っておきたいバイ菌の話や、我が家で実践している声かけ方法をまとめました。
読んだ後には、きっと今日からの手洗いタイムが少し楽しくなるはずです。

手洗いってそんなに大切なの?

子どもに「手を洗おう」と言うと、「なんで?」「きれいだよ?」と返されることがよくありますよね。

特に、遊びに夢中だったりお腹が空いていたりすると、「早くご飯食べたいからいいじゃん!」と適当に済ませようとすることもあります。
私も最初は、「外から帰ってきたから」とか「汚れてるから」というざっくりした説明しかしていませんでした。
でも、それだけでは子どもにはなかなか響かないんですよね。

手にはたくさんのバイ菌がいる

あるとき、絵本でバイ菌の話を読んだら、息子が急に手洗いに積極的になったことがありました。

「見えないけど、バイ菌っていう小さな虫みたいなのが手にいっぱいいるんだよ。ご飯食べるときにお腹に入ると、お腹痛くなっちゃうかもしれないんだよ」

そう伝えると、「えっ?!じゃあ洗う!!」とすぐに洗面所に走っていきました。

子どもって、ただ「汚いから」ではピンとこなくても、「バイ菌がお腹に入ると痛くなる」とか「トイレ行ったときもバイ菌がつくよ」と具体的に言うと、急に現実味が増すようです。

その日から、「バイ菌いるかな?」「お腹痛くなりたくない!」と、自分から洗面所に行ってくれることが増えました。

手洗いで病気を予防できる

風邪や胃腸炎など、子どもがかかりやすい感染症の多くは、手洗いで予防できると言われています。
我が家も、手洗いを習慣づけてからは、風邪をひく回数がぐんと減ったように感じます。

以前は、保育園から帰ってくるとすぐおやつを食べていて、そのあとお腹が痛くなることもたまにありました。
でも、帰宅後にまず手を洗う習慣をつけてからは、そういうトラブルもほとんどなくなりました。

「そんなに変わるの?」と思うかもしれませんが、手洗いって本当に基本中の基本で、でも一番効果があるんだと改めて実感しています。

私自身も、息子に声をかけるたびに「そういえば私もちゃんと洗えてるかな」と振り返るようになりました。
子どもの手洗い習慣って、親自身の衛生意識を見直すきっかけにもなりますよね。

バイ菌ってどんなもの?

「バイ菌って何?」と聞かれると、説明が難しいですよね。

大人ならなんとなく「汚いもの」「病気になるもの」というイメージがありますが、子どもにとっては目に見えないし、実感もしにくいものです。
私も最初は「バイ菌=汚いもの」くらいの説明しかしていなくて、息子も「ふーん」で終わっていました。

目に見えない小さな生き物

私は息子に、「バイ菌は小さくて見えないけど、生きてるんだよ。悪さをするバイ菌もいるし、いいことをしてくれる菌もいるんだよ」と話しています。

「生きてるの?!」と息子はびっくりしていました。
小さな子どもにとって、「見えないけど生きている」という存在は、なんだか不思議で面白いようです。

この説明をすると、「じゃあ悪いバイ菌はどこにいるの?」とさらに興味津々。

私が「例えばおトイレの後とか、外で遊んだ後とかにいっぱいついてるかもしれないよ」と答えると、
「えー!早く洗わなきゃ!」と慌てて洗面所へ走っていったこともあります。

どこにでもいるバイ菌

ドアノブ、手すり、おもちゃ、スマホ……。
私たちが普段触っているものには、目に見えないバイ菌がたくさんついています。

以前テレビで、スマホの画面にはトイレの便座よりもバイ菌が多いことがある、と紹介されていて衝撃を受けました。
確かに、外出先でも家の中でも、どこでも触るものですもんね。

特に子どもは、公園の遊具や砂場、地面に触れることが多いので、帰宅後の手洗いは本当に大事だと実感します。

息子も、砂場遊びから帰ってくると爪の間まで真っ黒。
「今日はどれくらいバイ菌いるかな〜?」と言うと、「いっぱいついてるかも!」と嬉しそうに手を洗っています。

バイ菌というと怖いイメージですが、子どもにとってはちょっとした冒険やゲーム感覚で、退治する楽しさに変えてあげると、手洗い習慣が自然と身についていく気がします。

我が家で実践している手洗い習慣

ここからは、私が普段実践している手洗い習慣や声かけ方法を紹介します。

毎日毎回しっかり手洗いするのって、子どもにとってはちょっと面倒くさいこと。
でも、少しの工夫で「やらされるもの」から「自分からやるもの」に変わっていったので、我が家の例を参考にしてみてください。

歌いながら手を洗う

「ハッピーバースデー」の歌を2回歌うと、手洗いに必要な20秒くらいになると聞き、息子にも歌わせるようにしています。

最初は恥ずかしそうでしたが、今では「今日はアンパンマンの歌にしよー!」と自分でアレンジして歌いながら楽しく洗っています。

たまに、「今日はママが歌って!」と言われるので、私も一緒に歌いながらゴシゴシ。
すると息子もニコニコしながら、「ママ、ここの間も洗ってる?」と逆にチェックしてくれたりします。

歌いながらだと、あっという間に20秒経つし、何より楽しく続けられるのでおすすめです。

手洗いチェッカーを使う

以前、保育園の行事で手洗いチェッカーを体験したことがあります。
蛍光クリームを塗って手を洗い、ブラックライトでチェックするというもの。

「指の間とか爪の横、全然落ちてない!」とびっくりしていた息子を見て、私も改めて洗い方を意識するようになりました。

この体験があってからは、「ここ洗い忘れてないかな?」と指の間や爪の先まで丁寧に洗うようになり、息子も「今日はピカピカになったかな?」と自分から確認するようになりました。

家では手洗いチェッカーは使っていませんが、このときの体験が強く印象に残っているようです。

帰宅後すぐ手洗いルール

「ただいま」と言ったら、靴を揃えて手洗いへ直行するルールにしています。

うっかり遊び出してしまうこともありますが、そのたびに「おやつ食べるなら手洗ってからだよ」と声をかけると、すぐに洗面所へ向かってくれるようになりました。

最初は何度も忘れてしまい、「まず手洗いでしょ!」と注意することが多かったのですが、
今では靴を脱ぐ→手洗い→おやつや遊び、という流れが自然と身についてきました。

私自身も、息子の姿を見て「帰ったらまず手洗い」という習慣を徹底できるようになった気がします。

子どもに伝わる手洗いの教え方

子どもに「手を洗おうね」と言っても、ただの注意や命令だとイヤイヤになってしまうことがありますよね。
我が家でも、何度言っても「えー、あとでいいじゃん!」と言われることが続いていました。

でも、少し伝え方を変えるだけで、子どもの反応がガラッと変わった経験があります。

小さなバイ菌の物語を作る

我が家では、「バイキンマンがいるから洗おうね!」という言い方だけでなく、
「今日はバイキンマンの子分がいっぱいついてるかもよ。洗って退治しよう!」
とちょっとした物語仕立てで伝えることもあります。

「えっ?バイキンマンの子分?」と息子も目を輝かせて聞いてきます。

「そうだよ〜!手の間とか爪の横に隠れてるかもしれないよ」
「やっつけるぞー!」と張り切って洗ってくれます。

最近では、私が何も言わなくても、「今日は何匹退治できるかな?」と自分で楽しんで洗うようになりました。

物語仕立てにすると、ただの“やらなきゃいけないこと”が、“自分がヒーローになれる遊び”に変わるみたいです。

一緒に洗ってあげる

まだ小さいうちは、一緒に洗ってあげるのが大切ですよね。
手のひら、指の間、爪の先まで、歌いながら一緒にゴシゴシ。

私も一緒に洗うことで、「あれ?私も結構雑だったかも」と気づくことがありました。

息子には「バイ菌バイバーイ!」と言いながら洗ってもらっています。
すると私も自然と「ママもバイ菌バイバーイ!」と声に出してしまい、ちょっと恥ずかしいけど楽しい時間になります。

そして終わった後、「ピカピカになったね!」「これでバイキンマン逃げてったね!」と褒めると、息子もとても嬉しそうにしています。

親子で一緒にやることで、手洗いがただの習慣ではなく、コミュニケーションの時間にもなるんだなと感じています。

手洗いを続けるために大切なこと

手洗いは、一度教えただけでずっと続くものではありませんよね。
毎日の積み重ねの中で、少しずつ習慣として身についていくものだと感じています。

そのために、私が意識していることを紹介します。

褒めてあげる

きちんと手を洗えたら、「上手に洗えたね!ピカピカだよ」と必ず褒めるようにしています。
これだけで、次も頑張ろうという気持ちになるみたいです。

時には、「ママより上手じゃない?」と少し大げさに褒めることもあります。
すると息子は得意げに「もう一回洗っちゃおうかな〜」なんて言いながら、二度洗いしてくれることも。

手洗いを注意することは多くても、褒める回数は意外と少なくなりがち。
でも、褒められると大人でも嬉しいように、子どもも「またやりたい!」と思えるきっかけになるんだなと感じています。

無理強いしない

疲れて帰ってきたときや眠いときは、「今日はもう寝ようね」と無理に手洗いをさせないこともあります。

もちろん基本は毎回ですが、無理強いすると手洗い=嫌なものになってしまうので、できる限り楽しいイメージを持たせるように心がけています。

以前、私が「ちゃんと洗って!」と強めに言いすぎたことがあって、その日はふてくされて洗わずに寝てしまいました。
翌日も「洗わない!」と意地になってしまい、あのとき無理やり言わなければよかったと反省したことがあります。

それ以来、どうしても気分が乗らない日は、「じゃあママが代わりに洗ってあげるよ」「明日は一緒に洗おうね」と優しく声をかけるようにしています。

そうすると、次の日には「昨日洗わなかったから今日はちゃんと洗う!」と自分から言ってくれることもあり、無理強いしない方が結果的に習慣化につながるんだなと感じています。

まとめ|手洗いを楽しく習慣化しよう

子どもにとって、手洗いは面倒くさいもの。でも、バイ菌の話をしたり、歌を歌ったり、一緒に洗ったりすることで、手洗いが楽しい時間に変わります。
私も、毎日の声かけや褒めることを忘れないようにしてから、息子が自分から洗うことが増えてきました。

これからも、手洗い=面倒じゃなく、手洗い=楽しい!と思えるように、家族みんなで工夫していきたいですね。
ぜひ、今日からお子さんと一緒に「バイ菌退治」を楽しんでみてください。

タイトルとURLをコピーしました